現実逃避ゲームクリエーターが限界集落にある温泉宿を復興させる物語

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現実逃避ゲームクリエーターが限界集落にある温泉宿を復興させる物語

現実から逃げ出して伊豆の山奥に身を隠したゲームクリエイターが、限界集落の奥地にある廃屋のような温泉宿を復興させてゆく漫画「限界集落温泉 全四巻」。まさにゲームのようにビジネスをクリエイトしていく様がとても面白くって、かつ勉強になります。

限界集落(ギリギリ)温泉第一巻 Kindle版
限界集落(ギリギリ)温泉第二巻 Kindle版
限界集落(ギリギリ)温泉第三巻 Kindle版
限界集落(ギリギリ)温泉第四巻 Kindle版
 
 
もちろん(漫画なので)アキバ系アイドルがたまたま限界集落の温泉宿に泊まることになったり、たまたま現実から逃げ出してきたゲームクリエータが潜んでいたり、出会いがあったり的な「奇跡」があったりしますけど。

しかしここで語られているのはとても大切な基礎基本だと、読んでいて感じました。

・既存資産(温泉)にフォーカスした宿作り(プロダクト)
・お高いご飯より温泉狙った泊まりやすい価格設定 (プライス)
・アキバ系アイドルとネットを駆使した集客 (プロモーション)
 
 
一つの策が成功しても失敗しても、「客の反応」を見極めタイミングよく次から次へと繰り出す企画や一発ネタで終わらせないリピート施策。と、同時に客も地域の人も関係なく仲間にしていく「巻き込み力」。さらには奇抜なアイデアをも実現していく実行力

そして何よりも大切なこと。最初は宿のご主人も、温泉街の人々もみんなやる気も無くネガティブだったのを、根気強く意識改革していき、さらには継続させている。実は、これが一番難しい。

どんなに素晴らしい商品があっても、どんなに素晴らしい景色や温泉があっても、それに関わるすべての人が等しく、同じ意識を持たなければ、わざわざ来てもガッカリしてしまう。それぞれ事情の違う「人」同士なので、それが一番難しい。
 
 
でもやってみると案外、何も特別なことではなくって、慣れれば当たり前にできちゃうことなんですよね。

この漫画「限界集落温泉」でもラストにはゲームクリエーターもアキバ系アイドルもいなくなるんですけど、本当は、特別なチカラを持ったゲームクリエーターだって、アキバ系アイドルだって、いてもいなくっても変わらないはず。だって、自分たちで少しづつ前に進めばいいんだもの。

そんな感じで全四巻一気読みしちゃった作品でした。とてもオススメです。
 
 



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Tetsunori Yuasa

Tetsunori Yuasa

自己紹介: 1983年9月8日 福岡県生まれ・名古屋在住。住んだことがあるのは福岡・大阪・東京・ハノイ。すきなことは、たび / うたう / ねる / みる / よむこと。世界旅行記はこちら。フリーでお仕事のご依頼はこちら。連絡先はこちら [email protected]

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