映画


10
12月 11

自分にとっての「日常」は、誰かにとっての「非日常」なのかもしれない。


ちょっと前に「Life in a day – 地球上のある1日の物語」を観た。世界中の人々が2010 年 7 月 24 日に過ごした一日をそれぞれ撮影し、YouTube に動画を投稿。投稿された 8 万本の動画は、4,500 時間を超え、ケヴィン・マクドナルド監督とその編集チームによって編集されたものだ。

先日発表されていたが、地球上には70億人の人間が暮らしているらしい。70億人分の1日=24時間を足し上げると、なんと1,680億時間にもなる。この膨大な「時」から考えると、4,500時間というのは、まだまだ少ないのかもしれない。

しかしこの4,500時間から編集されて出来た90分のムービーは大変貴重なものに思えた。

ベッドの中から連発される「グッモーニン」に始まり、髭を剃る若者、やけに片付いていない部屋を歩き回る男が妻に線香をあげている。たくさんのパンたちがチンと音を上げて焼き上がる。たくさんの「朝」がそこにはあった。荒野で火を焚いて作る朝ご飯、ヤギの乳搾り、普段私たちがテレビでしか見ないような「朝」もそこにはたくさんあった。

昼。ハンバーガーをもぐもぐとほうばりながらテコテコ歩く中年の男。歌を歌いながら小麦を叩く女たち、水牛を使って農作業する男たち。生まれてくる子豚、食用牛の頭を銃で打ち抜き首を切り落とす様、若い女の人が拳銃を手に取ってなにやら話している。ひざまずいて結婚指輪を差し出す男。書き出したらきりがないのでこのあたりでやめておく。

●●●

自分にとって、違う世界に生きる人々の暮らしを見るのはとても興味深く楽しいものだった。これは編集されているものを観ているからなのかもしれないし、もしかすると編集されていなくても楽しいものかもしれない。

全く知らない、誰かの日常だ。言葉だってさっぱり分からない。はて、とても興味深いと感じたのはなんでだろう。自分にとっての繰り返す日々とは異なる、誰かの繰り返している日々は、すなわち、自分にとっての非日常だ。人は、自分とは異なる何かに興味を持つのだろう。

似たような事を繰り返す人々の集合体が、すなわち「国」なのかもしれないし、「文化」なのかもしれないが、そういった似た世界とは非なる世界が、この地球上には無数にあるという事をまざまざと見せつけてくれるのが本作だった。

自分にとっての「日常」は、誰かにとっての「非日常」なのかもしれない。そしてそれは、大変興味深いものになる可能性を秘めている。

●●●

動いている画(動画)だから伝わる事もたくさんあるだろう。泣き声や叫び、息づかいや生活音もある。生々しい。そうか、生々しいのかもしれない。こういった「生々しさ」をあるテーマを持って集めてみると、すごく興味深いものができがるかもしれない。

例えば、国別/地域別に集めてランダムに見せるのもいいだろう。「朝」「昼」「夜」という情報を動画に持たせて、同じ日でもいいし全く異なる日でもいいのだけれど、たくさんの「日常」を60分くらいに自動編集して「ある1日」を作り上げるサービスがあっても面白そうだ。

日常と、非日常の世界の物語。他にもたくさん応用できそうなテーマなので、年末年始にでも考えてみるのはいかがだろうか。


31
1月 11

ソーシャルネットワークを観た


先週の、あれ、先々週だっけか、、日曜日にソーシャルネットワークを観に行きました。

とにかくテンポが早く、とにかく常に何か熱い。それがとても心地よい映画でした。

映画だと、とにかく女の子とヤリたい為にWebサービスをつくって有名になりたい!みたいな感じだったけれど(笑)マーク・ザッカーバーグという、不器用な男のラブストーリーだと考えると、なんだかけなげな映画に思えてきた。

自分がひどい事をしてしまったせいで別れてしまった彼女とよりを戻したいがために、Facebookというサービスを作り、もう一度彼女と「繋がり」たかったんだ。そう捉えると、不器用な男のラブストーリーに見えてくる。なんかわかんないけど、わかる気がする。

熱くなりたい時に、もう一度観る映画だなぁ。

ソーシャル・ネットワーク (デビッド・フィンチャー 監督) [DVD]
ソーシャル・ネットワーク (デビッド・フィンチャー 監督) [DVD]
facebook
facebook


3
1月 11

年末年始に観た映画


インセプション [DVD]ソラニン スタンダード・エディション [DVD]第9地区 [DVD]アイアンマン2  ブルーレイ&DVDセット [Blu-ray]
バイオハザードIV アフターライフ [DVD]IRIS[アイリス] <ノーカット完全版> BOX I [DVD]

1. インセプション

夢の中に入り込み、アイデアを盗む、思考を埋め込む、深く斬新。

-

2. ソラニン

なんつーか、生きてる実感みたいなのを全身で表現したいね。

-

3. 第9地区

宇宙人の武器強すぎ、人がはじけ飛んで死にまくり。

-

4. アイアンマン2

あいかわらずのハイテクっぷりに萌えます。

-

5. バイオハザード4 アフターライフ

なんだか、尺の長いドラマみたい。次回作に続く感じ。

-

6. IRIS

年末から年始にかけて再放送。最終回は今日だから観れない・・・。

-

インセプションが一番おもろかったなぁ☆どんどんのめり込む感じ。


8
8月 10

サマーウォーズクロック


8月6日の金曜日にサマーウォーズのテレビ放映は終わってしまったけれど、サマーウォーズっぽいワールドクロックを発見したので、こりゃ貼っとかないかん、というわけで貼ってみました。


既に映画については2回書いてるので、改めて書く事はありませんが、昨年も2回観たけど、1年経って改めて観てみても、やっぱ良い映画だわ☆

・サマーウォーズとインタラ塾 (ゲスト:細田監督)
 http://yuatetsu.in/blog/2009/08/post-829.html

・自分事化される世界が繋がりを生む
 http://www.facebook.com/?ref=logo#!/note.php?note_id=176775657664
 ※前にDBがぶっ飛んだ時にブログのデータも消えたのでFacebookの方で。

そういえば、漫画版サマーウォーズ買っちゃいました☆

サマーウォーズ (1)
サマーウォーズ (1)


14
3月 10

東のエデン 劇場版 II Paradise Lost を観た


100億円あげるから、この国を良くしてくれ。。そう言われたらどうする?

東のエデン 劇場版 II Paradise Lost 予告編 by YouTube

2009年4月からフジテレビ深夜アニメ枠「ノイタミナ」でテレビ放映が始まって、テレビで11話やった後、2009年11月に劇場版第一弾が公開された東のエデン。ものすごく楽しみにしていた最終回、劇場版 II Paradise Lostを観てきました☆

最後の最後まで期待を全く裏切らない、めちゃくちゃ面白い作品に仕上がっていました!予告編でも、重要なシーンは出ていないくらいなのであんまり映画の中身には触れないように、でもこの気持ちを書きたい。。どうしよう・・・w

2つだけ、まずは物語の重要人物である老人から「時に小僧、なぜいまどき新聞配達なんぞやっとるんだ」と聞かれて答える、ものすごく共感した滝沢の言葉から。


お金を使う楽しさはみんなが知ってる。そりゃぁお金をもらうからいろいろサービスもしてもらえるだろ。でも、みんながお金を使う方に回ったら、サービスをする人がいなくなる。そうじゃなくて、みんなが「お金をもらう」楽しさを知ったらもっと良くなると思うんだ。だから、新聞配達はお金をもらう練習。

続いて、滝沢の行動に対してその老人が言った言葉。


坂本龍馬はたまたま土がつかずにこれたから歴史に名を残せたのかもしれない。だが、その陰には語られもせずに血を流した多くの人々がおる。(うーん、、めっちゃシビレたんだけれどうる覚えだ・・・)

子供の頃に、500円渡されて捨てられた滝沢。厳しく切り捨てる物部に対して、「愛が足りないと思うんだ」と言う滝沢。「日常」の無いニートたち。。最後の最後に滝沢がとった行動は、きっと誰しもが「その逆」は一度は考えたことがあるかもしれない。。そして最後に「アガった」のは・・・ドキドキ

ワクワクしてるのか、ドキドキしてるのか、興奮してるのか、感動してるのか、よくわからない感情だったけれど、なぜか泣きそうになった。うーん。。。感動したセリフをちゃんと覚えてたいし、もう一度観に行きたい☆

東のエデン 劇場版I The King of Eden DVDスタンダード・エディション
東のエデン 劇場版I The King of Eden DVDスタンダード・エディション

小説 東のエデン (ダ・ヴィンチブックス)
小説 東のエデン (ダ・ヴィンチブックス)


22
2月 10

「インビクタス – 負けざる者たち」を観た


昨日、M氏にお誘い頂いて、「インビクタス」を観に行きました(&その後はIMAX 3D版アバターも観ましたw)普段、スポーツに全く関心の無い私ですが、一言で感想を書くと、、、「感動したっ!」。いや、まじで。

インビクタス 予告編 By YouTube

ネルソン・マンデラが大統領に就任したのは1994年。今から約16年前で私がちょうど10歳の頃。当時の記憶はほとんど無く、確か高校生の頃に授業に出てきた気がうっすらするくらい。

アパルトヘイトという人種隔離政策下にあった南ア初の黒人大統領になった「ネルソン・マンデラ」と「南ア代表ラグビーチーム」の物語。アパルトヘイトの象徴になっていたそのラグビーチームを応援する白人と、常に対戦相手を応援する黒人。そこにはこの問題の縮図があった。

「ラグビーで政治を動かす?」と聞かれ「人の心を動かす」と答えるマンデラ。全てを飲み込んで、ラグビーを通して国がひとつになっていった実話

どうしても勝てないラグビーチーム。「実力以上のチカラを発揮するためにはどうしたらいい?」最初はマンデラからのトップダウンで命令があったから動いた選手たちだけれど、「誰が応援してくれるのか?」に気づいてから流れが変わる。当時だと、それまでの固定概念が吹っ飛ぶほどの行動に、まず感動。

我が運命を決めるのは我なり」、「我が魂を征するのは我なり」。30年以上自分を閉じ込めてきた人(白人)を許せる人、マンデラ。見通す力、実行力、指導力、信念、精神力、、どれをとってみても、感動するほどに勉強になる。

聞こえるか?国の声(国歌)が聞こえるか!?」球場に足を運んだ6万千人の観客だけじゃない、4,300万人の声に応えるクライマックスは、もう涙なくして見られない!ほんとに、まじで良かった。ありがとう。

インビクタス〜負けざる者たち
インビクタス〜負けざる者たち