日本国内非居住者がフリーランスとして報酬を受け取る時の源泉徴収税について

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日本国内非居住者がフリーランスとして報酬を受け取る時の源泉徴収税について

ふと、海外在住で日本での住民票を抜いている場合に、仮にフリーランスとして報酬を得たとしたら住民票も無いので確定申告も出来ないためどうなるんだろう?と思い立って税務署に聞いてみました。

結論から、確定申告が出来ないので「報酬の支払者が所得税及び復興特別所得税を源泉徴収」することになります。つまり、住民票がある場合は源泉徴収税が 10.21% ですが、日本国内非居住者の場合は倍の 20.42% を「支払者」が収めることになります。

これで解決。

No.2884 源泉徴収義務者・源泉徴収の税率 より抜粋

 非居住者又は外国法人(以下「非居住者等」といいます。)に対して、日本国内で源泉徴収の対象となる国内源泉所得の支払をする者は、その支払の際、原則として、所得税及び復興特別所得税を源泉徴収しなければなりません。
 また、非居住者等に対して国内源泉所得を国外で支払う場合であっても、支払者が国内に住所若しくは居所又は事務所等を有するときは、国内での支払とみなして、源泉徴収をしなければなりません。
 源泉徴収税額は、国内源泉所得の支払金額に税率を乗じて算出しますが、公的年金などのように支払金額から所定の金額を控除した金額に税率を乗じて税額を算出するものもあります。
 非居住者等に対する支払が外貨によっている場合には、円に換算した上で源泉徴収を行うことになります。換算は、支払期日における電信買相場が原則ですが、その支払が著しく遅延していない場合は、現に支払った日における電信買相場によっても差し支えありません。

※受け取る報酬の内容に応じて率が変わりますので詳しくはリンク先をご確認ください。

参考までに、例えば 10万円 の報酬があるとして、手取り10万円にしたくってこの源泉徴収税を外出し(支払者負担)にする場合は、「 1.25659 」を掛ければOKです。

100,000円 × 1.25659 = 125,659円

これで、10万円 が手取りとして入り、25,659円 が源泉徴収税として収められることとなります。源泉徴収税を10万円の中に含める場合(支払者の支払金額が10万円)は、そのまま 20.42% 分差し引きされて振込があると思います。

また余談ですが、日本で話題になっていた「マイナンバー」について、日本国内非居住者は発行対象外になるそうです。帰国して住民票を取得した時に発行されるとのこと。

マイナンバー よくある質問(FAQ)

Q2-8-1 マイナンバー(個人番号)が通知される平成27年10月以降に国外に滞在し、日本国内に住民票がない場合、マイナンバーはいつどのように指定されるのですか?
A2-8-1 平成27年10月以降、日本国内に一度も住民票をおいたことがなければ、マイナンバーの指定は行われません。帰国して国内で住民票を作成したときに初めてマイナンバーの指定が行われます。(2014年6月回答)

ではでは。サクッと知りたい時用のご参考までですので、ケースバイケースもあるため自分が実際にそんな状況になった時には税務署に確認してみるのが一番良いかと思います。
 
 
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一番最初のアイキャッチ画像は香港出張の際に撮影した青衣のホテルからの夜景です。本文とは関係ありませんw



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Tetsunori Yuasa

Tetsunori Yuasa

名古屋在住・住んだことがあるのは福岡・大阪・東京・ハノイ。世界のいろんな街を歩きながら、歴史的建造物や風景や食事などをInstagramで撮るのが好き。撮りためた世界旅行写真はこちら。お仕事のご依頼はこちら