一部は全部であり、全部は一部である。プラスマイナスゼロで考えるのはすごく大切だけれど、すごく難しい。そんな中で、「人間らしい」部分に極端なまでの「言い切り」は心地よくてなかなか面白かったです。
ウェブはバカと暇人のもの (光文社新書)

評価:★★★☆☆ (amazonの評価:★★★★☆)
いろんな現実があって、いろんな理想像もあって、それら全部ひっくるめて必要な要素だと思う。大切なことは、その上で、何をするのか、何がしたいのか。ただそれだけなんじゃないかな。もちろん著者も分かった上で書いているのだと思うけれど、最後の締めくくりはちょっと、無いなw
それではサクっと引用メモ。
第一章:ネットのヘビーユーザーは、やっぱり「暇人」
第二章:現場で学んだ「ネットヘビーユーザーとのつきあい方」
・ ネットはプロの物書きや企業にとって、もっとも発言に自由が無い場所である。
・ ネットが自由な発言の場だと考えられる人は、失うものが無い人だけである。
・ 全員を満足させられるコンテンツなどありえない。
・ 結局、頼れるのはおのれとプロジェクトにかかわっている人だけ。
・ ネットでウケるネタは以下のもの
1. 話題にしたい部分があるもの、突っ込みどころがあるもの
2. 身近であるもの (含む、B級感があるもの)
3. 非常に意見が鋭いもの
4. テレビで一度紹介されているもの、テレビで人気あるもの、Y!トピが選ぶもの
5. モラルを問うもの
6. 芸能人関係のもの
7. エロ
8. 美人
9. 時事性があるもの
第三章:ネットで流行るのは結局「テレビネタ」
・ ネットの書き込みに「テレビで見た」は見るが「雑誌、新聞で見た」は見ない。
・ テレビとネットはどちらも「無料」でコンテンツを見れる。
・ テレビは世帯普及率100%で、放送作家が脚本書き、芸能人にしゃべらせる。
・ 友達、おらが村のヒーローの活躍についてネットは書きやすい(共感しやすい)
第四章:企業はネットに期待しすぎるな
・ ネットでうまくいくための5つの結論
1. ネットユーザーに対する性善説、幻想、過度な期待を捨てるべき。
2. ネガティブな書き込みをスルーする耐性が必要。
3. ネットではクリックされてナンボである。形だけ立派でも意味がない。
企業はB級なネタを発信する開き直り、割り切りが必要。
4. ネットでブランド構築はやりづらいことを理解する。
5. ネットでブレイクできる商品はあくまでもモノが良いものである。
小手先でネットでなんとかしようとするのでなく、本来の企業活動頑張るべき。
・ ネット向きの商品と、そうでないものが存在することを認識したほうがよい。
・ 面白いから書く、突っ込みどころがあるから書く、好きだから書く。クチコミ発生原理
・ ネットだから特別な活動をするのではなく、常識の範囲内で企業活動すればよい。
・ いわれの無い誹謗中傷はスルーして良い。良いコメントだけ意識的に見る。
・ 居酒屋で突然入ってくるプロモーションにごたくを並べてほしいわけではなく、
気持ちよくコミュニケーションを楽しみたいだけ。(ネットは居酒屋のようだ)
・ マスやる予算ないからネットで、ではなく、ネットに向いてるからネットでと考えるべき。
第五章:ネットはあなたの人生をなにも変えない
・ マーケティングが効かないのは、単に商品が増えただけのこと。
・ ネットはただ単に便利なツールであり、暇つぶしの場である。
やっぱり、読み終わって感じたのは、「○○がダメだから○○だ」的な、極端から極端に走るような考え、話しは、もう聞きたくないし、したくないなってこと。ちなみに、インターネット関連企業で働いている人の大半は、「ネット=オタク」だと思っている。それもまた現実だ。
だからどうだったことはない。結局は、私が、あなたが、いろんなことを踏まえた上で、何がしたくて、何をするのか、ただそれだけなんだと思う。難しいけれど、プラスマイナスゼロで物事を見つめることが出来るように、頑張ろうと思った。(なんか、話しずれちゃったw)





コメントする